詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
つちだゆういち
空港で出会いと別れ交差する笑い合う人涙する人
11
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恣翁
秋風に 打ち遣られぬる灯籠の ゆらゆらと 尾を靡かせて在り
14
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舞
夜半地震寄り来る妻を庇いつつややこの時は男のこ示せる
11
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夢士
お疲れとそっと手に取り休ませる夜店で買ったデイズニー時計
16
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へし切
たびたびに避らぬ災害 悲しきに まこと小さきこの国なれば
26
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横井 信
駅に着く電車の揺れて軋む音 つり革つかむ腕は震える
12
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山崎ふゆ彦
震災の予測を聞いてもういいとつぶやく老人吾もうなずく
5
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へし切
災害の多き この国 思う時 ひとは無知と無能なるを知る
24
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ななかまど
秋の色吸い込み始む棚田には一枚づつに夕日留まる
12
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コタロー
雨雲を割つて射し込む日の光鬱から躁へ變はる瞬間
9
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舞
嵐吹くひと夜を過ごし明く朝に素知らぬ顔で咲く野辺の花
10
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幸子
秩序など考えなくてよい歌の庭でも結局いい子ちゃんのまま
16
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秋日好
彗星は五方向に飛び散って水面に無限の花火を見せる
18
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秋日好
あっちいけ 最低 ムカツク うんざりだ キモい ほっとけ 全部言えたら
12
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秋日好
語彙力に物を云わせてアプローズ日本語訳は「喝采」らしい
11
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横井 信
柔らかく光る稲穂を見渡せば風は優しく穏やかに行く
9
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横井 信
台風の過ぎ去る朝の駅で聞く夏の名残のツクツクボウシ
12
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へし切
九月に荒れし野分の忘れもの夏の名残の蒸し暑さかな
19
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河のほとり
はるかなるあらしの声をきく道の果てやいづこのゆふぐれの空
16
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リクシアナ
野分け行きほっと見上げる秋の空朝餉に香る落葉茸
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