桜ねこのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
五月雨の雲の絶え間に入り日さし白鷺翔ける山際の空
12
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深谷真雪
しっかりとおまへの手にもあるのだね薄くてしろいできたての爪
12
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詠み人知らず
曖昧な空の機嫌に惑わされ 日除け帽子に 雨傘をもつ
21
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舞
め手に子を胸に幼子ベビーカーゆん手に押して母颯爽と
21
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林林
水墨画 描けそうな空 雲一面黒の濃淡 心の筆で
13
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恣翁
稲妻の閃き 轟く遠雷は鈍く 物憂き繰言のごとし
25
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千映
賢人さま 還暦の妻乙女の歌 優し過ぎます九州男児が
10
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千映
同窓会もうすぐきっとあるはずで薬じゃないわサプリ持参で
18
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芳立
海原に慈しみなどおぼえじな御仏の名に追はれゆく民
7
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詠み人知らず
山々に神と仏がおわしたる熊野の地には那智の滝あり
15
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千映
今日もまた枯れてないねと君がいうそうよ枯れない工夫してるもん
13
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矢車菊
七月に生まれし父の胸に咲く矜持一輪ひまわりの花
27
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片井俊二
君の住む遠い街までゆくアゲハふたつに折ったラブレターとして
9
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林林
土砂降りにズボンも靴も濡れたけど心はあなたと相合傘で
16
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矢車菊
ドビッシーの譜面の上に降る雨はきっと月から降ってくる雨
10
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へし切
萎る身と老いをうらみじ夢絶へぬ こころは若したぎる血潮に
22
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潮月繁樹
心臓を手のひらに乗せヨシヨシとたまに自分を褒めてやりたい
26
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まぽりん
扇もて灯影に舞ひし御簾のうちの少女ゆかしき夏の夜の夢
36
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林林
遠出から帰りて梅の息吹あり深呼吸して瓶を揺らして
17
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林林
棚の奥 隠した日本酒 日曜まで パパとおじいちゃんたちに内緒ね
16
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