成瀬山水のお気に入りの歌一覧
月虹
もう泣くな歌を翼に変えるからこの命こそ煌めきなのだ
96
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詠み人知らず
デジタルや針の時間でわかりえぬ一度きりなる砂の命よ
6
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恣翁
山川の征野と化すに 後生なり 君言ふなかれ 一旗揚げむと
19
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へし切
雲かかるかすむ天主を見上げてはおのれが夢の坂をかけゆく
20
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あまおう
パラパラと窓を叩いて降る雨と僕は心に響いてますか?
27
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夢士
一人酒グラスの底の琥珀の光りヘッドホンにはアンディ流る
14
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へし切
はや夢を追ひ抱かざる吾なれどせめて見らばや君が夜の夢
19
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美津村
流星群を見たしと見遣る暗闇を声しぼり鳴き行く鳥のあり
6
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月虹
綺羅星に願いをかける歌詠みは大事な人へのメッセージになる
73
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舞
カミさんの弁当持ちて朝の旅道変わらぬも今日のおかずは
11
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風花
花を見て桜だと知るそこここに 仕掛けられたるサプライズ春
23
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夢士
恵比寿顔門に入る顔いずる顔弥生の空に若芽伸び行く
13
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河のほとり
花鳥を友にて遊ぶ野山かなこの世に急ぐことは忘れて
14
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へし切
うららかな春の陽気に日溜りの猫にも似たり老いのひと時
24
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秋日好
定まらぬ無いものねだりのこんな夜は元カレ並べてトリップしたい
13
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もなca
凍てついた土をゆっくり押し上げてひかりの方へ新芽は伸びる
22
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舞
老う身にはまだ身に沁みる春風もひと冬越えし安らぎの色
10
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矢車菊
ある春の電車に乗ろう触覚の一本だけを冬に残して
5
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夢士
しらすぼし白米の香や朝の膳変わらぬ日々の幸せなりと
15
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己利善慮鬼
耐え難き雨の飛礫に息は絶え月臥す空に暁を見る
2
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