月虹のお気に入りの歌一覧
バロンマン
夕涼み浴衣の柄を決めかねて血迷って選ぶ鯉の瀧登り
15
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千映
次々にどうして病出るのかと悔しさ母の涙が語る
17
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葱りんと
少々の 罪悪感から 事典だし 殺したドクガの 名を調べてる
12
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ひよこ豆
戻り行く子達の笑顔が曇らぬように母のわたしは元気でいよう
16
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横井 信
よみがえる良き思い出はやわらかく僕の心の何かを揺する
18
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KEN
夏日星落ちる姿はなほ紅くこの夜の人の悔い燃やす如
26
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幸子
静寂のただなかにあり自らの小宇宙へとせまりゆくとき
18
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コタロー
人に向け放つ言葉のマシンガン自分に向けて撃つてみやうよ
10
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コタロー
先人に植樹されたる櫻の木丹精込めて花を咲かさう
10
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恣翁
朝顔の 伸びたる蔓を 涼風の吹きて 単の襟に染みけり
20
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林林
バケツ稲無事に穂をつけ手を合わす先に小さなおしべも見えり
21
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夢現
伝えたくて 夜な夜な歌を 詠みふける心の渇きは 満たされずとも
11
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び わ
良く晴れて秋朝のごとすがすがし青空めざし朝顔のつる
15
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詠み人知らず
すぐなくなる綿あめみたいな言葉より 噛めば跡つく体に安息
13
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舞
みちのくの短かな夏を生き急ぐうたも淋しげ降る蝉しぐれ
19
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詠み人知らず
木漏れ日をすくい抱きて太古より巡り来たりし春愛しむ
14
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詠み人知らず
光降る野を行く君の声弾み迎えし春の風となりけり
13
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秋日好
ライス量根本的に違ってるコメ食べるためジャガ食べるため
13
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恣翁
黙祷を捧ぐる正午の炎天に 寂しく咲ける紫薇の花紅し
26
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詠み人知らず
傀儡から抜けた魂帰りきて私はやっと眠りにつける
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