葱りんとのお気に入りの歌一覧
へし切
道のべに散らす小花のさるすべり なほ 赤々と いのちを燃やす
28
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千百
あの人は もう死んだけど まだうちで 暮らしているわ 鰻食べてる
9
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へし切
散れば咲き散れば咲きしてふふみつつ野分きに耐ゆる百日紅のはな
24
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横井 信
縁側でトウモロコシの塩茹でをかじって笑う少年の夏
19
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工藤吉生
意地悪なクイズ出してる十歳のオレに会ったよクスリ屋の前
4
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工藤吉生
不審者の情報はオレと一致せずまだ大丈夫春はこれから
8
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へし切
この国で度々おこる災害にもはや異常の言葉が虚しい
26
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灰色猫
奇跡など起こりはしない焼き場にて儚き蝉のひたむきを聞く
57
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灰色猫
別れの儀つめたき父の頭なで花では足りぬ感謝があふれ
32
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灰色猫
亡き父の遺影の写真を探せどもいつでも父がシャッター役で
40
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へし切
大雨の中で酒盛り なに楽し 民の苦しみ 酒の肴に
30
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へし切
ゆらゆらと 灯して消へて また灯し 光儚き 蛍火の影
22
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夢士
地を揺する土砂に襲われ散る命成す術もなく無念の涙
16
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滝川昌之
巣立つ子の家電買い足し助手席で無口な妻は残る日数え
23
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横井 信
僕の行く駅までの道 朝顔は夏を元気に彩り添える
12
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朔夜
真夜中におわあ!と叫びたくなりて水ようかんで黙らすお口
10
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秋日好
捨て猫を拾っていいかと夫に訊く夢を見ていた微熱の中で
21
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詠み人知らず
もう生まれ無いで良いなと寄り添って眠った猫のひゃくまんいっかい
11
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へし切
夢を追ふことは みんなに 平等で 午前零時の蛍雪時代
28
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へし切
七夕の夜空の星に願い込め いつか また君に 逢えたらいいね
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