つゆくさのお気に入りの歌一覧
葱りんと
公園から戻った息子のおみやげは 初冬のにおい 明日も冷えそう
8
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葱りんと
もう朝はキンと冷えて吐く息の白に染まろう 心真白に
5
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月虹
惚れるとは惚けることなり秋空に流れる雲の行方見つめる
30
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舞
指先に触れる骸の儚くも白ひと色の雪虫のふる
8
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小幸
魂が惹かれてふたり巡り会う 遥か昔の記憶をたどり
14
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小幸
悲しさは夢の中にも現れて 傷の欠片をまた剥がして
7
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小幸
触れたくて でもできなくて また泣いて この痛みさえ 君を感じて
15
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ながさき
星々の 輝く夜は 星々と 今日を語りて 静かに眠る
27
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月虹
夢を見る乙女の君よ 世界一優しいキスで起こしてあげる
27
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詠み人知らず
「女には女の都合あるものよ」 その言い方が あたしのコピー
18
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美津村
軒々に簾のごとく柿吊るし明るき村にも廃屋めだつ
9
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美津村
天し垂るる蜘蛛の糸を次つぎに天使が降りくる水玉落ちくる
8
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月虹
母に手を繋がれ歩く記憶から遠ざからずに母の手を引く
27
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月虹
温もりを与える為に平熱は少し高めのまま秋を越す
27
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村上 喬
晩秋に文学フリマに参加して新たな出会いを期待する夜
12
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へし切
ゆく秋の名残りを惜しむ山もみじ華やぐ時は足早に過ぎ
28
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月虹
丁寧に並ぶ貴女の睫毛へと視線奪われ恋は生まれる
26
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美津村
国民の皆様のためにと言うけれどそこに吾は含まれぬらし
9
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詠み人知らず
チビ可愛い茶碗でご飯つっついた 君がいまでは パパより食べる
14
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詠み人知らず
あと五分あと三分を眠りたい 布団の中で 液化していい
21
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