浅草大将のお気に入りの歌一覧
へし切
老いぬればあだなる草の吾が身かな おく露霜にこころも萎る
24
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へし切
妻みとりこころの空となりし日々華やぐ春をいかで過ごさむ
29
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紫苑
おくやまに深きひとよのいとはしを手繰りてこよひものをこそおもへ
10
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芳立
砂原にわれの見棄てし同胞の骨ひとはしら拾ふべき旅
9
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ふきのとう
大空に紙飛行機を飛ばす子の心に刻む父との時間
19
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只野ハル
繰り返す晴雨寒暖春思う頃に似れども未だ梅も見ず
9
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へし切
懐かしき 男の子の自慢 肥後の守 昭和の記憶 遠く消へゆく
19
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小林道憲
傘さして雪降る街を急ぎたり 腕に重みを持ち堪えつつ
11
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みなま
霧のあさ遠来のひとのメールには「早く着きます」はれやかにあり
7
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紫苑
まなかひに拡ごりゆけるみづうみの裡にさがさむ我のたまゆら
15
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紫苑
夜を越ゆるかぐろき闇のいろ冴えて、静けき音のつらなりの、いま。
16
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秋日好
冬陽浴び二時間畑に費やした小さな割れた大根ひとつ
17
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恣翁
人妻の真珠の肌は すべすべと 夜目にも清き色を放てり
18
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河のほとり
花もまだ咲かぬ梢に光そへて心あるべき雨の露かな
21
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只野ハル
枯れもせず冬を越しゆくオキザリス狭庭覆いて我が手に余る
12
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半格斎
見間違ふ雲か霞か粉雪の舞ひ散る小枝に六角の花
7
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河のほとり
さもなくは春とも知らぬ山里の垣根に梅の花咲きにけり
17
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芳立
春日なる山よりわたる月さして砂の檻にも暦こそあれ
7
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へし切
春を待つ夕暮れ淋し冬の空こころもしのに沈みゆくかな
20
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詠み人知らず
九月から本当に楽しかったです!お世話になりました!うたのわ、ありがとう!
19
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