朔夜のお気に入りの歌一覧
可不可
ベッドの真中までアクリル板たてた方が 人類絶滅
5
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名鈴
葡萄棚 手の届かずに 台に乗り 切りたる房の 思はぬ重さ
15
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横井 信
自分より大きな影を追いかけて歩きはじめた夏の思い出
12
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横井 信
少しずつ夏の記憶を消してゆく暴れる風に木々はざわめく
14
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名鈴
夕まぐれ 心の做しか 君の声 簾揚げ探す 恋しかる顔
12
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ななかまど
迎え火がほんのり灯るやさしさで父母を待つ初めての盆
61
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滝川昌之
そういえば小さなマスクを止めたとき総理(あなた)は退路を決めたのですね
15
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可不可
通学路に小石みたいに 翔べなくて這ったまま カナブンひとつ
10
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灰色猫
初めての二足歩行を思い出そうかけがえのない愛された日を
15
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弥栄成就
熱狂で 迎えられるも 罵倒され 去り行く夏よ 君は気の毒に
13
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可不可
私の唇より先に溺れてる ブルーハワイに真赤なチェリィ
9
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滝川昌之
盆帰り待つ身となれば在りし日の父母の思いに詫びる仏壇
22
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名鈴
降る雨や 照る日に託ち 籠り居て 事等閑に 本ばかり愛づ
15
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ななかまど
迎え火を焚いてあなたを待ってますあなたが父祖を迎えしように
14
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コタロー
外に出れば一氣に降りぬ蝉時雨傘を差せども漏れて濡れたる
6
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横井 信
寝付けない夏の夜空を駆け抜ける夢の列車を待つ星の駅
10
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横井 信
暑かった夏の記憶をひもといて風に吹かれる夜のあぜ道
12
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弥栄成就
転がりて 最期の一鳴き アブラゼミ 命謳歌し 天へ飛び立つ
18
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灰色猫
明日もなくアスファルトに転がってのたうちながら夜に鳴く蝉
24
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灰色猫
君想い見上げてごらん夜の星をさみしくないと鳴らす口笛
12
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