西村 由佳里のお気に入りの歌一覧
cherry
言の葉を手にとり味わい吟味するわたしは新米言葉ソムリエ
8
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葉月きらら☆
行く先をさえぎる雨にもう二度と逢えない気がした別れの予感
26
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詠み人知らず
涼やかな氷のふれる音のして喉もとすぎるサイダーの泡
17
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桜井凛香
秒針がふるえる一秒一秒が長くてつらいあなたとふたり
5
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桜井凛香
天と地のあわいで燃える花たちに水をやるのがわたしの役目
8
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南美帆
うつりゆく人の心の儚さは夏の夜の夢飛び交う蛍
28
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香月
とこしへの想ひ侘しく消へゆけどふれし殘り香風に舞はせば
2
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恣翁
掌に掬ひつる湯を 透かすがに見入れり 顔の高さに翳し
18
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美津村
朝明けて路肩の茶畑つゆ光る国道一号金谷の峠
13
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詠み人知らず
美しい音符をつづる優雅さで青年医師はカルテをつづる
23
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紫苑
ぬばたまの絹をまとへるをみなごは花びらひとつ川に流しぬ
11
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桜井凛香
降り注ぐ光を受けて揺れる海 同じ景色にいまふたりいる
5
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へし切
病む人を治す術なき吾なれど歌により添ふ友となりたし
48
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すばる
高い空映した海は透明なゼリーのように青く輝く
23
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あまおう
一粒に満たない雨の質量ときみへの想い そぼふるという
21
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紫草
ハルジオンの茂みに屈み黙想すシジミ蝶さへわれを恐れず
18
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もなca
開け放つ窓からひびく歌声は曇天の空を押し上げてゆく
16
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あかる
遠つ人松の浜辺に吹く風は我を優しきあの日へ還す
11
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葉月きらら☆
ピンヒール鳴らして歩く今宵なら蝶に変われる花にもなれる
16
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小林道憲
紅の石榴の花の目にしみて 長雨休む梅雨のひととき
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