河のほとりのお気に入りの歌一覧
へし切
逝きし君 残れる吾もいずれ逝く 終の棲家は同じ奥津城
11
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へし切
コロナ禍の我慢の日々の続くなか孫の笑顔に和めるひと日
16
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へし切
老いぬれば野に咲く花の吾が身かな吾し知られば知らずともよし
12
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へし切
麦の穂の音の乾きて心地よし黄み深みゆく麦の秋風
15
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蔓葵
寝られずよ五月を待たで降る雨にやま時鳥来鳴きもぞする
9
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蔓葵
夏やとき初音や遅きほととぎすあやめも知らぬ雨のふるさと
13
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蔓葵
おもかげははかなの夢にみなと川波をかたしく浮舟の床
15
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蔓葵
いそのかみ古きよろづの言の葉に思はぬ露をまたも置くかな
14
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蔓葵
夜もすがら待つとなけれどほととぎすおのが五月をなどか訪ひ来ぬ
10
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名鈴
魂を持つ 友は頼もし 而して 別るる時は 如何にかはせむ
8
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名鈴
うき世には 諍ひ事の 間無く 緩ならざらば 互に辛し
9
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名鈴
生くる者 等し並みなり 誰も彼も 命有れかし 幸有れかし
10
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名鈴
現無き 謀り事かな 空に浮く 月に乗り付け 宮作るとや
10
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滝川昌之
まだ駅に伝言板があったころ白のチョークでつぶやいた頃
19
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滝川昌之
貸し出しも返却時にも司書は 本 両手で授け両手で迎え
17
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滝川昌之
ゴッホには届かないけど夏空に描けと蒔いたヒマワリの種
22
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滝川昌之
軽やかな皐月の風を見送れば重き湿り気雨季へと纏い
19
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滝川昌之
トンネルでオレンジ色に照る妻よ初ドライブで頬染めたよに
19
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音弥
ピヨピヨと無心に鳴きて田作りし馳走にされてジ・エンドとなり
8
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音弥
脈絡もなく思い出すアクターの近況を見れば「引退」の文字
10
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