みやこうましのお気に入りの歌一覧
へし切
夕されば照り残る日はかたぶきてもの思ひおればひぐらしのこゑ
26
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詠み人知らず
山程の残業終えて消す電灯愛の鞭とは今は知らねど
22
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只野ハル
エアーマット始動体位転換動作良し母のベッドサイドにて
13
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滝川昌之
潮焼けのデッキシューズを裏返し何度払ったこの夏の砂
34
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へし切
道ならぬ恋の行方は言霊を込めて占ふロシアンルーレット
21
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林林
釣竿の先に止まりし赤とんぼゆっくり羽を休めてお行き
30
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吉野 鮎
緑陰の冷氣と妖氣充つ邊り瀧落つ音に響くひぐらし
23
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秋日好
心なしか明るい君のアイコンに投影している互いの思い
20
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まあさ
鈴虫が きよらな声で 太陽に もう秋ですと 訴える朝
22
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まあさ
残炎を すっかり流して いくような 夜半から続く 強い雨音
23
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へし切
茜さす日はてりながら浮雲の湧き立つ空に夕立の雨
23
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滝川昌之
昼間には蝉が転がる庭で夜 コオロギたちが弾くレクイエム
26
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へし切
忘るるも留め置くことも苦しきに君が名を呼ぶ残暑のひなか
24
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へし切
をみなへし咲きたる原は黄金色 秋の野風にやさしくなびく
29
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まあさ
雨上がり 透きとおる虫の 歌声と 小さな秋の 足音を聴く
24
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詠み人知らず
太き眉細く整え今時の高校男子は大人になりぬ
24
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へし切
慣るるともひとり寝ぬ夜は静やかに枕を攲つ遠き虫の音
31
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灰色猫
祈りとはかくも些細な音ですねこころの奥の鈴が鳴ります
26
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只野ハル
雨なのにそのままチャリで行くのかな そのママチャリで行こうと思う
15
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舞
八月に君を偲べば真夏なるねぷた祭りの艶やかな夜
15
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