緋色のお気に入りの歌一覧
七色コイン
柘榴咲く木から一房盗み食う 僕と似ているすぐ泣くところ
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紫苑
訥々と耳に優しき訛りもて呼ばるる己が名をし愛で初む
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紫苑
ひとときの身ぬちを浸す天の川溢るるほどに君し思ほゆ
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光源氏
みだれ舞ふ都わすれの鳥の聲あひ見る夜半の月のかげりに
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詩月恵
五年越し大阪の街で鬼ごっこ追いかけたのはきみの幻
16
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加藤袋
もういいの あなたはなんにも言わないで 言いたい顔なら見ててもいいわ
3
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悠々
高潮が來るぞの悲鳴より迅く魔物は村をひとのみにせり
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たんぽぽすずめ。
悲しみを燃やして四季をひた走る歌人は永久にハイブリットかも
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半格斎
木枯らしの立つを覚えて燃えさかる散りゆく前の山の楓よ
16
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高島津 諦
葉が落ちる季節ですので君の手も僕の手の中落としませんか
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ふきのとう
山椒は日ごと朱色に変わるるをほのかに香りつけたるままに
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けにちん
思い出をつくろうなんて云わないで分かれるための旅じゃないから
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ゆみうさ
血を盛った器のような心地して通勤電車をうとうと帰る
3
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芳立
あきたらぬ夜をかぞへてながつきの月かげばかり満たしぬるかな
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七色コイン
愛し合う二人であれば、その顔が、ブサイクだってキスが綺麗だ。
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高島津 諦
私の言う「嫌い」の意味を聞き分ける絶対音感身につけてきて
4
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たんぽぽすずめ。
野の母の気持ちも乗せてたんぽぽの子らは故郷の山頂で笑む
16
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悠々
夜這星ひとすぢ海へ落ちけるは波に呑まれし人の呼ぶにや
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浅草大将
故郷を偲びなく音はかるるともいかで帰らむ花ほととぎす
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白亜
ポンチョの裾に隠してつないだ指のからまるほどに深まる秋は
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