メガネのお気に入りの歌一覧
車男
蓮の葉の未だ浮かびし池の面を跳ね歩くなり 家族の鳰か
8
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さる
わが庭の 柊の花 可憐なり 寒さに耐へて 冬を飾りぬ
4
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瀬波麻人
分からないことばかりです冬に咲く花の名前を教えてほしい
10
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葉桜
朦朧と何かを探す手を握る 「わたしはここよ そばにいるから」
8
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葉桜
くちびるが言葉をかたどる ただ弱く それが私の名前と気付く
16
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葉桜
千の風などにならずにここにいて 会いに来るから これからも、また
14
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浅草大将
散りてなほ紅葉は渕に留まりて凍る水面になほ燃ゆる秋
21
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紫苑
真直ぐなるこころを詠めるうたびとよその純粋の永遠であれ
20
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車男
自販機に缶入れ終えし青年は水槽の魚しばし見つむる
21
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螢子
花の無き山茶花の下白菊は静にゆれて華を添えたり
7
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紫苑
くれなひの椿ひともと一夜経て笑まふごとくに花をひらけり
12
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falcon
降りるバス釦を押せば「押したかった」と泣き出す子にひたすら詫びて
11
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まき
いつまでも来ない手紙を待っているさみしいこびとがポストに住んでる
18
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紫苑
冬薔薇なにゆゑ芽吹く過ちのゐたみはやがて身に降るものを
28
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えびフライ
みぎへゆき ひだりへいっては またみぎへ ふらふらふらふら それが愛しい
6
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詠人不知
鉄道の 窓に残るは 去りゆける 夜が灯せし 熾火のやうで
4
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白亜
ふと触れた指からもらった ぬくもりを お守りとして 一日過ごす
18
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伽羅香
神さびて黄色づきたる銀杏の姿仰ぎ見て我言葉浮かばず
4
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紫苑
金色の小さき鳥は街に降り骸となりぬ凩の朝
13
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光源氏
いつまでも心に殘るいしづえとなつてゆかむとおほせしものを
16
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