秋日好のお気に入りの歌一覧
詠伝
夏の日へ誘うようにアカシアは甘やかに香るランプを灯す
10
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詠伝
あやとりで一人遊びは保留してやさしい夢へと向かって往きます
19
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みなま
あのひとの毒にも薬にもならぬただ透明な水になりたい
13
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詠伝
文字という快楽があり毒があり薬に出来るか自らに課す
18
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みやこうまし
八十三 薄き余命を子にすれば 死より気にする やまいだれ
21
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inosann
優しげに見上げてくれてるタンポポはうつむく僕の太陽みたいだ
34
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詠み人知らず
わたくしは秒の自乗で落下して着地したとき肉塊と化す
6
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恣翁
中庭の青桐の影 ちかちかと廊下に光れり 拭き抜きたれば
24
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恣翁
君と吾の生死異なり 端州に 二人で共に帰られずとは
24
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恣翁
乾きたる ミルクを注ぐシリアルの音は 濡れたる静寂破りつ
21
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恣翁
絶え間なき陽に 感覚を失ひて 全ては遠き祭りのごとし
31
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恣翁
鶏の趺 似たる翁の手顫へつつ 生の執念思はするかな
28
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詠伝
お化粧が上手な人のあの顔がパックリ割れたらもっとキレイだ
5
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詠伝
二つの死こっそり埋めたあの場所に殖える植物植物植物
5
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へし切
言の葉の泉のほとり佇めば優しさ溢れ癒されもする
32
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詠伝
五感一つ失うとすれば迷わずに目を選ぶ コレで綺麗なままだ
4
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詠伝
雨を待つ大地のようにただじっと鳴かない携帯抱きしめ眠る
8
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すばる
河川敷 喧嘩で生まれる友情を 窓ガラス越し呆れて見てる
7
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詠伝
成形した言葉はいずれも自らの心と交わす契約なので
6
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工藤吉生
女という文字そのものが足をくみ腕を広げて誘ってないか
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