白亜のお気に入りの歌一覧
田中ましろ
ペットボトルのロケットが青空に飛沫光らせ溶ける三月
2
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田中ましろ
悲しみの命日とする今日が希望の誕生日となりますように。
10
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浅草大将
君が身に春よ何処のうらら陽や心の秋の霧と降るらむ
4
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ほたる
透き通るビーズの粒をばらまいて カフェの小窓に雨降る土曜日
4
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浅草大将
わが恋はとはに別れの鮑貝ふたみの浦に逢ふこともなし
9
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田中ましろ
君の「好き」に濾過されてゆく 泥水が純水になるような純真
13
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鷹雪
得るときに何も気付けぬ僕たちは失うときだけ体温を知る
40
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紫苑
流されて生くるうちにも炎抱き堕つる覚悟で跳ぶ瞬間あらむ
5
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紫苑
春の陽に枝を離れし紅椿冬の離るをひそと告げおり
4
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浅草大将
おしなべて色づく春や氷雨にもしばし紅さす光ひとすじ
8
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どるちぇ
曇り空 続く彼方にいる君の 明日が晴れでありますように
9
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仁 呼
寒戻り 雪積もるさま 菱餠の三色にあはすや 桃の節句に
6
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浅草大将
春浅く桃の香若き良き庭に清きか和歌の百種あるは
7
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浅草大将
炎立ち煙たなびく浅間山あさましきとて我恋ひ止まじ
6
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文月郁葉
何色の花が咲くかはわからない そうまだ芽吹いたばかりの私
16
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紫苑
蒼き夕べ玻璃の燭台に火灯せば遠き昔の恋偲ばるる
6
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メガネ
あまたなるうたの生まれしこの庭の片隅に咲く小花いとおし
15
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浅草大将
言の葉に美しきこそ映せ身の露の命は玉とかがよふ
11
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諏訪真
ゆらゆらと微かに灯る残り火は誰かが捨てた夢の亡骸
8
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紫苑
桜花まことの色を秘めたるは花にはあらず如月の枝
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