ゆびきゅのお気に入りの歌一覧
falcon
山吹の一重にかよふ朝風に春の涙と散る山桜
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芳立
なつごろもひとへにかくる月かげの君をみぬまに袖ぞひちぬる
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夜考宙ん
待ちぼうけ来るわけないなそりゃそうだ夢で交わした約束だもの
8
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山桃
ひとつ星百舌鳥の片鳴き迷ひ風冥きを昏くめぐる黒月
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浅草大将
入相の鐘もいつしか撞き果てていまや田面に人さへもなし
14
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加祢
大根をわればま中に凍みありて今の乱れし気象をおもふ
16
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かなこってぃ
少しだけめくれた傷はさみしさを紛らわすためだけに舐めてた
6
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只野ハル
夏は来るのだろうかと出したまま冬を越した扇風機に聞いた
8
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楓
明日なんて来なくてもいい今すぐに死んでもいいと初めて思う
6
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みづ子
深夜二時つやつや光るおにぎりが食べてくれろとじっと見つめる
7
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やすむ
清流を三つに割って立ちあがれ理屈を変えるプリーツさらり
5
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猿ノ丞狂介
帰りける夫の命の香をかげばどこぞの女の水の香ぞする
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詠み人知らず
雨上がりの夕暮れどきのぶな林緑生えそめ樹海のごとし
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加祢
逆境になればなるほど成るといふトマトはさらに赤く熟るらん
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トーヤ
硬すぎず柔らかすぎず一口目今日一日をかみしめるよに
4
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まるたまる
ベランダをテラスのように片付けて日がな空など眺めています
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仮名
執着と恋の間に境界は綺麗に引けたりするのでしょうか
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千紘
陽を弾く鮮やかなりし石榴花紅玉(ルビー)の如き果実待ちつつ
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光源氏
なきとよむ藤の衣にふる雨は今際に置きし露の名殘ぞ
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山桃
時つ風若き鱗を散らしてば女の身実のいよよ深めむ
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