御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
柊+
この風は山の棚田を駆け抜けて あやめ紫 柔らかな夏
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水紫
花言葉織り混ぜ紡ぎし過去の愛床の花弁捨つ恋心
6
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橘
盛大なイベントなんてなくたって花は変わらずそこに咲いてる
10
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河のほとり
藤の花なびく心に折りてこそ君がかざしと見つつ偲ばめ
10
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はぐれ
もくれんのものも言わずに風にちる路上のひとひら闇にまぎれて
6
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河のほとり
君なくば問はれていかに答へまし生くるに甲斐のあるかなきかを
8
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うすべに
なにわかぜ 魔を破らんと生駒越え 下弦の月の弓ひきしぼる
10
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草木藍
明け方の光に押され月の影次第に薄れ空に溶けゆく
7
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音弥
田園の朝を駈け行く俺はあり他に影なく物音もなし
10
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葛城
遠き日に親しみ遊ぶ野や山を幼の眼に又眺めむと
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KEN
みづうみは 雲うち渡し 蒼の冴ゆ とまどふ初夏の 光懷きつ
11
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蔓葵
かがり火の影もをぐらのうかひ舟かつらの川をみがく月夜は
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舞
妻問いの鹿も隠りて音もなく降る春小雨に妻と散策
5
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谷村思亜
これほどに 苦しみ抜けと生まれしか 人界の果て白しうび咲く
6
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河のほとり
しばらくは暮れゆく春もとどまりてひそかに残る花のうれしさ
13
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へし切
五月来ば何を憂しとや不如帰 初声聞けば吾も侘びしも
12
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水無月
ひらひらと洗濯物をくぐりぬけ黄揚羽ゆきて初夏の風吹く
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やまざくら
寄り添へぬ 君を心に 四季かさね 疾くすぎ逝きぬ 信濃路の春
9
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舞
贅沢すひと夜泊まれる湯の宿の名しらぬ鳥と川の瀬の声
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柊+
しづやかに菖蒲を染めて糸の雨 春が佇む八十八夜
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