コタローのお気に入りの歌一覧
うすべに
眺めても夜空に消えて帰らない ひとよの夢を追いかけた夏
11
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灰色猫
梔子の白き花咲く甘き庭やさしく香る夏の訪れ
23
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詠み人知らず
病窓の沈む夕日に帰りたき思いにかられて蒲団をかぶる
11
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滝川昌之
学校で育てたアサガオ庭先に来て夏休み始まる隣家
19
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滝川昌之
予報士の見通しよりも明確に雨季の終わりを告ぐ蝉の声
20
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詠み人知らず
友からの手紙に添えある一枚の木の葉の栞にこころ和みぬ
11
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灰色猫
惑星の砂のひとつに生まれたよこの素晴らしいハローワールド
20
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舞
消えてゆく時に埋もれるこの身にも木洩れ日揺らし清し風吹く
8
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吉野 鮎
しかと冴ゆ望月みたす光の夜狂女の面に篝火の陰
11
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吉野 鮎
雷鳴に醒む夜半しとど降る雨の軒滴る音 みどり兒の寢息
9
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吉野 鮎
鈍色に明け初むそらにひぐらしの聲とけゆける梅雨明け未だ
12
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灰色猫
この夜も心象たちと旅をする瞳を閉じれば広がる世界
17
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び わ
雨しきり菖蒲みたさに車のり家内と二人幸せ感じ
5
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舞
嗚呼きみは覚えてるかな幼児の母呼ぶように囁いた夜を
6
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舞
部活終えハシャギつ帰る子供らの笑い声など添えて晩酌
6
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滝川昌之
夏色へ濃さの進まぬ空へ向け小さなエールつゆ草の青
17
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滝川昌之
外灯下ひっくり返ったカブトムシ起こせば続く夏が飛び立つ
16
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うすべに
はすの花 うすもも色にほほ染めて 雲にほほえみ夏空を待つ
9
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萱斎院
はちすばの露のいのちと知りてなほ 結ぶちぎりの果てぞかなしき
9
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灰色猫
ひたすらにナイフのような方でした放つ言葉が泉のような
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