五穀米のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
心とは自分で紡ぐものでなく皆が見つめて紡いでくれる
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あき
雨色の小さな鞠が散らばって止まったような紫陽花の道
26
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ふきのとう
ひと雨の恵みのしずく青の葉にきらめき見せる文月の朝
17
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詠み人知らず
けぶり立つ由良の早苗田空青み堰よりあふるは涙なりけり
21
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いちにのパッパ
山盛りの仕事があった気がするが気のせいにして良い週末を
8
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みやこうまし
気が付けば傘寿になりぬ十五年山行きし間に我は老いたり
17
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紫草
六月の壺に插す花しづしづと水を吸ひ上げ發汗しをり
17
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浅草大将
長き夜の鯛つり舟も浪に今朝向くと知らじは人のみか嗚呼
11
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詠み人知らず
やがてゆく天の川原に打ち出でて禁むる魚とて君と獲りてん
24
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紫草
にぎやかに梅雨の気忙はな雨ふらし閉じた窓辺で雨音を聴く
14
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紫苑
地下鉄に岩波文庫を読みをりぬ無地に流るる影まとひつつ
16
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環
崩れ落ちた肌をたたへて遠近の十二神将黄昏の中
2
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あまおう
梅雨晴れに恋や別れを詠み更ける詮無きことと月明かりかな
12
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詠み人知らず
安物の傘を大事に使う人 その傘をまた修理する人
10
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詠み人知らず
いやしげにひめごとさらせる「裏短歌」人のかなしき程や知るらむ
7
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詠み人知らず
をりをりの夢を揃へてうるはしき歌は人なり人こそ歌なれ
21
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詠み人知らず
わかやかにをみなの春を行くからに柳の眉のひらくものかは
7
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青鳥
誰だって 大丈夫だよ いいんだよ 一瞬だけでも見せてくれたら 海の底
8
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あまおう
簡単な恋愛もどきの遊びならうちの子猫で間に合ってます
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詠み人知らず
欲望は乾いた砂に吸い込まれ 自壊するまで溢れ続ける
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