白亜のお気に入りの歌一覧
浅草大将
あの夏の君との縁今あらば吾子も十五となりにけるかも
9
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田中ましろ
唐突にアラーム響く携帯からいつかの僕が「がんばれ」と言う
9
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田中ましろ
気持ち以上短歌未満を並べては羽化できる日を待つ青い虫
21
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紫苑
驟り雨せみさえ黙すそのときに囁きたまえ我が耳もとで
92
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紫苑
心の眼そはたしかなる視力もつ 音は音として 愛は愛として
6
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詠み人知らず
歌という鏡に素顔が映るから くもらぬように磨く 魂
34
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銀
歌詠みの流星拾う夕暮れにひとのこころを想い初めけむ
10
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浅草大将
夕端居我また星を繋ぎては夜更けに歌の輪を結びゆく
10
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螢子
夕立はあがりて葉先の雫となり万緑光る鱗となりぬ
7
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山本克夫
飲み干したラムネ瓶を振ればまた一つ夏の音がありました
18
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文月郁葉
肯定も否定もすべて受け入れて寄せては返す波でありたい
20
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羽
ふれあったその瞬間に受けとめる深い孤独も恋としておく
8
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銀
しあわせを 掻き乱すまま蝉時雨探してくれるうちに消えたい
7
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銀
夜の底 たゆたう音色は潮騒か恋にぞ燃ゆる君が衣か
8
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紫苑
鱗光る尾びれを落とし声失くし 人魚は恋のいたみ知り初む
10
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紫苑
夕端居ぎやまんの杯に空うつし干せば吾もまた星のひとつに
7
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歌会第二会場跡地
暗き海 光る本歌を持ち寄りて 港へ集合 零時に出る船
10
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詠み人知らず
赦すときあなたは自由になるだろう自由になるとはそういうことだ
30
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浅草大将
人知れず命限りとひた燃えて誰をしのぶの谷の蛍火
11
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浅草大将
やまとうたの人の心の種を得て己が花実をいや咲かせなむ
21
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