桜田 武のお気に入りの歌一覧
恣翁
秋の気に 涙空しく垂らしつつ 人恋しくて魂 故郷に飛ぶ
16
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すばる
体調がやっと戻ってジョギングを再開するも上手く走れず
16
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灰色猫
刈り終えた 稲田を照らす 神無月 光り冷たく 冬の足音
32
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へし切
霞立つ雲居にうかぶ城の跡 垣に残るは秋草紅葉
17
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ながさき
名月は 変わらぬ姿 悠久の 時空を超えて 心の友と
21
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へし切
日の本の不二の高嶺に雪の降る御山美し秋晴れの空
25
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ながさき
上弦の 月はさやかに 微笑みて 横顔だけで 充分美人
20
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ながさき
徒然に 心に浮かぶ 出来事を 書き残したし 生きた証に
24
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へし切
哀しみの吾のこころを酌みもせず今を盛りと咲く花ざくら
45
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へし切
甲斐もなくままならぬ身も詮無きとなほも永らへ老ひを愛しむ
26
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詠伝
奥の間に未だ佇むスケッチに花鳥描ける祖父の手を読む
17
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すばる
ガレージにしまい込んでた自転車でほんとの空を探しに行こう
31
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すばる
お土産のアイス一つで咲くような笑顔に変わる夏の幼子
34
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ながさき
一つ下 弟は逝く 三九で 妻子残して あまりに早く
24
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へし切
咲く花も散る花と知ることわりを思ひて己が生き様を問ふ
48
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詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
184
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