滝川昌之のお気に入りの歌一覧
KEN
風光る 吾妻の根雪 背に咲けば 魂宿る如 紅の梅
16
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へし切
早蕨の萌え出づる野をむらさきに春を彩るつぼすみれかな
21
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つばす
白無垢の木蘭の花咲いたよと 風の便りが窓から届く
5
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うすべに
水仙のほほえみ消えた佐保川の ふくらむ蕾 空をせばめる
12
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萱斎院
よのなかにうつろひゆくは梅散らす 人のこころの霞なりけり
11
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可不可
富士山に登った事になるのかな 所々に富士塚いまも
7
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つちだゆういち
ガラケーの連絡帳はすっからかん私が死ねどだあれも知らぬ
8
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煩悩
ずっと青春をおぼえていようだにぎやかな遊びと草原見つめ
5
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もみじ☆彡
白妙の 袖なよやかに 雪柳 籬に寄りて 招きたらばや
16
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舞
年ごとに朽ち果て逝きし魂の残滓たるべしこの泪かな
8
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麻矢
汽車はもう走らぬ時間ああ何故か枕木たちは雪が恋しい
8
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び わ
ごみだしす夫婦生活家事援助小さなことで出来る事から
4
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横井 信
見下ろせば春の光を吸い込んで魚の影は川面に揺れる
15
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KEN
冬送る けむり淺香に たなびきて 霞におぼろ 畔歩く人
14
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夢士
水ぬるむ水面にあまた魚の影一人の老爺餌を投げ入れむ
15
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うすべに
笑いあう 優先座席のふたり連れ 指輪の色につもる年月
17
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恣翁
回春の情に溺るる猫二匹 月に狂ひて 永く鳴き交ふ
13
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詠み人知らず
言葉なく ひとり苦しむ痩せた人 骨浮いた背に温もりの手を
4
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可不可
歩容認証では区別されても 他人の空似といふ近似値
5
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煩悩
銀の大袈裟なぬくもりだった鳥かごは野生を閉じ込めた教会
6
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