滝川昌之のお気に入りの歌一覧
夢士
花桃の咲きて枝垂るる春の風行き交う人の装いあらた
14
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横井 信
年度末 今日でひとつの区切りだと顔を上げれば桜数輪
14
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うすべに
ふるさとは海の香りの霞たち 朝陽を透かす山桜花
17
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詠み人知らず
退職す夫に送りし憶良なり家に歸りて業を爲まさに
5
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つちだゆういち
君去りし失意の痛み癒すため流浪の如く夜を彷徨う
11
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詠み人知らず
生き方は一途な方かな老い先のひたすら今を賢明に生く
7
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コタロー
華やいで櫻は人を醉はすれど己は風に散つて消えけり
3
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詠み人知らず
夜なべして終電の笛遠ざかりはるかになりぬ故郷思ふ
9
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西村 由佳里
空腹を我慢しながら待っている眠り姫より眠る我が子を
5
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可不可
真青なパラボラアンテナみたいな空 わたしの声も届け 彼方へ
5
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恣翁
混み初めし花見小路の 春の灯は 入相の靄に沈みけらしも
21
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ななかまど
後ろへと後ろへと鍬いれゆけば春の匂いに土かわりゆく
16
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煩悩
校庭の想い人を見る乙女子のそばかすみたいだ明日が怖い
5
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詠み人知らず
姉ちゃんがターザンロープで滑ってく必死に目で追う坊や腕の中
5
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詠み人知らず
俯けり背に温かな日差しふと見上ぐ空にひばり飛びゆく
6
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舞
あぁそうか もうこの俺も人生を語っても良い歳になったか
7
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び わ
春分に心戸惑い彷徨える不動の心頼りなく揺れ
4
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KEN
石佛 ささやく聲と 思ひぬる 花誘ふ風 野邊を撫でれば
18
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へし切
もも草の花のひもとく春の野は蒲公英色に胸もときめく
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幸子
振り向かず踏むステップは軽やかさみずみすしさの際立ちてあり
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