詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
己利善慮鬼
届かない想いばかりが星になり夜がだんだん優しくなった
8
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秋日好
顔面の筋肉使い著作する物理学者と十二の少女と
13
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石川順一
パン食と御飯の分割許されぬ僅かに余る御飯はお茶漬け
11
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詠み人知らず
「ハンバーグ、蓮根入れた? 美味しいね」 云われた瞬間から 得意料理よ
13
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詠み人知らず
出来損ない 出来ない子でごめんなさい それでも大好き 大好きだから
9
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詠み人知らず
雨濡れて 滑る雪道 祖母の手を 握りて向かふ 午後の診察
10
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舞
いち日を終えてとぼとぼ家路ゆく吾が影のみを語る相手に
11
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横井 信
見上げれば 雨霧の中 鳥は飛ぶ 足元見てた 電車の中で
8
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横井 信
パソコンの画面で回る 砂時計 僕は眠りの魔法にかかる
10
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詠み人知らず
深層に降りくる白の流星の遠い昔の光とマリン・スノー
10
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詠み人知らず
脳のなか物語吐く泡が満ち胸中は恋を塗る花が散る
13
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萱斎院
春来ればいづれうつろふ色ならば 結びこめたききみが言の葉
16
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コタロー
坂道や砂利道避けて來たけれど今日は歩かうこの水溜り
8
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恣翁
数珠を揉む 清かな響き緩やかに 夜籠る堂に 厳かに冴ゆ
15
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コタロー
道半ば「少し休んで行かないか」「雨は降り止み明日は晴れるね」
6
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コタロー
誘惑の脇道逸れて歩きつつ後ろを見れば子犬一疋
7
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夢士
水音を立てず抜き足忍び足凍てつく川の白鷺一羽
15
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石川順一
蒸しチーズケーキを食べるおやつかな大人のほろにが半ばは無くて
10
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夢士
ガサゴソと番いの烏ごみあさり静けさ破る朝の道端
11
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水月
凍える夜寂しき心にみぞれ雨斑に響くは未練の恋音
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