滝川昌之のお気に入りの歌一覧
トウジさん
寒暖は計り無くとも吾が指で皹の目盛りはいま零をさす
7
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ななかまど
初雪を手のひらに受けかの夏の暑き記憶もたたんで仕舞う
13
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音蔵 雅秀
MVP 満票二度目 史上初 大谷翔平 日本の誇り
3
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茂作
穫り入れを終へし畑に飛ぶ蝶の 今日の命に秋の風吹く
13
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び わ
寒き朝木守の柿が庭見詰め朝陽をあびて頬赤く染め
7
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横井 信
晩秋の朝に激しく降る雨に濡れた枯れ葉の赤い絨毯
9
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敦希
頬染めた囁く詞と冬茜 指絡め伝う君の温もり
8
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聴雨
もしや君ゆめにありせば片恋の人がみ胸に安らふがいい
10
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ななかまど
みずからの齢知らねば古猫は魚の骨にしばし手こずる
13
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音蔵 雅秀
父ビンタ 母物差しで 腿の裏 内で泣きつつ 道外す子に
4
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ハジメ
体型が私そっくりと言う母に当たり前だよあなたの子だよ
6
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茂作
雨上がり濡れた落ち葉の寄る邊無く 石に貼り附き身じろぎもせず
15
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び わ
茶をたてる無論自己流単純に利休様より妻喜べば
9
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Hatabou
昼食にラーメン食べて夜は鍋酒は熱燗冬の幸せ
7
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横井 信
冷え込んだ朝に咳する秋の日の淡いひかりは刈田に遊ぶ
13
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詠み人知らず
半ズボン 長袖コート ブーツ履く 目を擦り見る ちぐはぐな冬
5
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睡密堂
かなしみは生まれた時に吸いこんだ空気にきっと含まれている
12
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詠み人知らず
冬告げる 便りは肌に 冷たくて おでん食べたし 温もる会話
6
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詠み人知らず
渋柿の 暖簾を垂らす 古き家 歩く楽しみ 小さな故郷
8
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聴雨
初霜を纏ひて白き野の花をまだ明け初めの薄ら日は抱く
12
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