デラモルテのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
月光のとけたグラスを傾けて耳をすませば遠き小夜曲
20
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夏恋
でもわたし今はきれいに詠みたいのあなたがくれたあの頃の恋
14
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まぽりん
高瀬さす川面に浮かぶ花影はうつろふ春のなごりなりけり
26
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文麿
ほんのりと花の香りにつつまれて君ゐる部屋の光はなやぐ
17
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文麿
小夜更けて淺き眠りに醒めぬれば夢の合間に君にまみえむ
5
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あまおう
斎場は母を偲ぶや不如帰草葉の陰の父は梟
30
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詠み人知らず
睦言を季節はずれの潮騒にあずけていつか貝殻の中
25
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詠み人知らず
神様が「生まれ変われ」と云うのなら 厭なのだけど人間になる
22
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恣翁
月明に 雪と見紛ふ 蕎麥の花 朧に浮かぶ 父母の面影
36
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恣翁
黄昏は 藤花の陰に深まりて 春の尽くるを惜しみけるかも
60
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恣翁
おてんばが 佛に變はる 寢顏かな 脣寄せし その圓き頬
75
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桜園
水をまく夕べの庭に雨のなく乾きし土の匂ひ立ちたり
29
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桜園
戸をあけばほのかに梅の香りして見るにあまたの蕾膨らむ
28
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まぽりん
夢うつつゆるびまどろむ猫の子のにこ毛にひらり笑まふ花びら
43
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まぽりん
降りつもる雪の寒さにたんぽぽの耐へて花咲く春を待つかな
33
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只野ハル
また今日も疲労感を引きずって灯りともらぬ玄関に着く
14
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もなca
縦書きの文字美しい友からの手紙を何度も読みかえす夜
22
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あまおう
恋の味酸っぱい頃の放課後につながっている桜の歩道
22
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あまおう
眠そうな子猫に寄せる感情を思い出させるきみの横顔
34
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あまおう
邪な僕の思いは晒さずに澄んだきみだけ映す満月
29
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