詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
春バテか いと怠き身にこたえたる 睡眠不足の肉体労働
13
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詠み人知らず
笹の舟 誰の思ひをのせたるや 見守られもせで河のまにまに
16
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横井 信
脚痛み眠れなかった夜は明け浴びる日差しが瞳にしみる
11
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横井 信
どこへ行く列車なのかと問うてみる朝日に向かい延びる線路に
17
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吉野 鮎
ひねもすの海ののたりを眺めをり小糠雨降り寒もどるふた日
14
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吉野 鮎
湧きたちて山はみどりを競ひをり 藤むらさきの彩りに薫る
18
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灰色猫
いつの世も未来はとっても甘くって叶わぬ夢も味わいましょうね
21
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滝川昌之
いつまでも影に居れぬと東屋の遮る庇を若竹が刺す
23
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へし切
君が身は煙とされば現世の雲居の空に面影を追ふ
22
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煩悩
戦友のイーゼル長きピカソの名タックスを待つ白き画布
6
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夢士
掃溜めに咲いていたとて菊は菊掃溜菊の様に生きゆく
11
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只野ハル
街角の馴染みの本屋店じまい貼り紙に見る店主の無念
16
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夢士
黒雲の切れて夕空三日の月北風吹きて花水木ゆれ
16
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KEN
しろたへの花面波打ち花しぶき梨棚の上春風たはむれ
8
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詠み人知らず
奏づれば豊かに響む春の音は虚空に桜吹雪舞はしむ
14
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詠み人知らず
ニンニクはとにかく菌を殺します 生食大量摂取は危険
9
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詠み人知らず
夜半にもの思へば陰気と傾くに眠られもせで雨だれの澄む
16
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横井 信
柔らかにそよぐ空気を潤して雨は静かに若葉のしずく
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へし切
雨あがるころにひときは美しく道ゆく人も見あぐ薄紅
21
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舞
萬葉にうた一首のみ残し逝く名も無き者の吐息その詩
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