KENのお気に入りの歌一覧
朝比奈
夜通しの雨は降るとも有馬山いで湯の室は温く靜もる
23
もっと見る
名鈴
わたつみの 龍の妙なる 饗設け 返さひ申すは 日の本に一人
10
もっと見る
滝川昌之
ゴダイゴの銀河鉄道ハミングに流れ星など待つ秋の夜
14
もっと見る
うすべに
唐突に池のほとりの曼珠沙華 ふるえる露に朝陽きらめく
12
もっと見る
横井 信
台風の雨も過ぎ去り青空に誘い出されるツクツクボウシ
13
もっと見る
音弥
公園の石のベンチにへたり込み友と乾杯秋味うまし
13
もっと見る
滝川昌之
稲穂守る鳥影の無き野分から着乱れながら踏ん張る案山子
20
もっと見る
ななかまど
廃校を使いしディマシオ美術館やま奥なれば鹿がようこそ
10
もっと見る
へし切
吹きわたる秋の野風に女郎花うちなびきつつ誰を恋ふらむ
14
もっと見る
茂作
晝餉時雲居に聞こゆジェット音 天つ空曵く乙女のカート
12
もっと見る
葛城
吹き惑う風に身を揉む土手柳撓いてひたに過ぎさるを待つ
15
もっと見る
名鈴
野分去り 心も平に なるべきを 細波止まじ 君を恋ふれば
17
もっと見る
柊+
囲炉裏端 岩魚一尾がほとほとと 夏の孤独を匂いたたせり
15
もっと見る
坩堝
み仏に坐して向き合う秋の暮沈む夕日が我を彼岸に
6
もっと見る
灰色猫
歴史書の戦禍を赤いマーカーでチェックするたび血の味がする
9
もっと見る
灰色猫
妖し気に赤く浮かんだあの月は戦禍で燃えているのでしょうか
10
もっと見る
うすべに
秋は画家 水彩絵の具ですこしずつ 公園の樹の色を変えゆく
9
もっと見る
ななかまど
山の端に陽の傾けば帰らんか小麦のルーのカレーなつかし
14
もっと見る
へし切
時は今 医の陣立てを遣らずして 来たる六波を如何で戦ふ
15
もっと見る
茂作
鞍馬寺ケーブルカーを横に見て 清少納言の九十九折行く
15
もっと見る
[1]
<<
138
|
139
|
140
|
141
|
142
|
143
|
144
|
145
|
146
|
147
|
148
>>
[595]