ともゆきのお気に入りの歌一覧
inosann
駿河の海あまたの小波きらめきつ一波ごとに時きざみいる
17
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林林
ヘンゼルが標に千切るパンの如しんどい気持ち小出しに歩こう
17
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舞
まほろばに廻る季節ゆき地に満てる産土神の美ましやまとは
9
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葱りんと
暖かな 日差しで緩む 雪雫 眩しく細める 目に喜び
13
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裕月
大きくて触れるそばからとけていく三月に降る雪のひとひら
7
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リクシアナ
珈琲の碗の取っ手が冷たくて春の憂鬱を匙で掻き消す
28
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九條千鶴
故郷を思へばかなし飛ぶ鳥の狭き夕闇渡る姿に
9
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夏乃
「今はまだ暖房無しじゃ寒いね」とアイス頬張り膝抱く友よ
9
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藤久崇
ゆくごとに 春の道辺は 照る影に 応えて花の 色を増しつつ
17
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デラモルテ
晴天を一氣に曇らせ空に滿つ最期の冬の泡雪の降る
12
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夢士
春やよひ北風激しビューと吹くゆれる小枝につかまる辛夷
14
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石川順一
材質の分からぬ筧泉湧く坂で歩みを止める時かな
11
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夏恋
スキルない人はスキルある人のスキルに気づかぬものなのですね
13
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inosann
シラス漁に出でゆく舟か駿河の海一隻二隻と波をきりゆく
21
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九條千鶴
朝焼けの光こぼるる硝子戸に両手翳しつ日に触るる朝
9
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秋日好
伸縮を続ける海月 海水に溶け得ぬ身体を呪い寿ぐ
14
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己利善慮鬼
名も知らぬ真白き花が道しるべ彷徨うことも旅と伝えて
13
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片井俊二
しんとした進学塾の窓越しにひとあし早きサクラが並ぶ
11
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舞
結い衣解き交わすべきひとの名を秘めては長き埋もれ火の夜
8
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藤久崇
千万の 人に詠まれし 花なれど 今年も歌は 絶えで聞こえり
14
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