白亜のお気に入りの歌一覧
詩月恵
雲隠れ恥ずかしがりの満月がそっと見守るふたりの逢瀬
13
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浅草大将
現にも夢にも見えでうたたねのつきや何処にあり明の空
11
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紫苑
移ろわぬこころに己が願いかさね見上ぐるひとをも抱く天の川
7
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浅草大将
天の川ゆく方は淀に澱むとも今宵逢瀬に澄みてあれかし
14
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螢子
職場のロビー 大きな笹登場す 貴方に逢いたいと短冊つるす
5
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文月郁葉
もぎたてのりんごのような未来への理想を抱いて走れ妹
4
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文月郁葉
はつなつの影を背負った青年が踏み込んでいく薔薇の群生
7
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文月郁葉
ふりかえりながら転んでしまうよりつまずきながら突っ走ればいい
16
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詠み人知らず
亡き祖父は私の心の北極星 迷った時ほど鋭く光る
12
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詠み人知らず
ほろ酔えば 独り揺られて 舟一艘 孤独の自由はすでに知ってる
18
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紫苑
ひっそりと雨受けて咲くその花にこころをあずけ今日を生ききる
12
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詩月恵
住んでいる町はそれぞれ違っても おんなじ月に見守られている
20
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詩月恵
叶わない想い届けた水無月に別離を告げて 始める穂見月
19
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詩月恵
花石榴 きみを想って艶めいて きみを慕って涙に暮れる
11
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リンダ
純白を結んだままの鉄砲ゆり雨浴び静か蕾ふくらむ
9
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河内人
人生で 負ける事を 知らないと 人の傷みは わからんのやで
16
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浅草大将
天つ海富士の高嶺ゆ見下ろせば月こそ昇れ雲の八重波
6
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大河千紋
最後まで抱えた白紙を飛行機に折っては飛ばす明日を夢見た
7
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紫苑
夏の恋夜目にも白きうすものに柄なき帯でいそぐ街角
8
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田中ましろ
愛を未だ知らない日々を「曖昧」と呼ぶんだ いつか君にもわかるよ
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