夢士のお気に入りの歌一覧
ほの香
プリマヴェーラ溶けて流れるロゼの香の約束のとき絡むゆび先
8
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平 美盛
暖かき春の日差しに恥じらいて少し紅染め春を待つ君
12
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横雲
垣の花こぼれて匂ふ春の朝濡るるばかりをあはれと摘みつ
4
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日向猫
出会いより別れが似合うこの季節 もう春なんてこなけりゃいいのに
22
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みやこうまし
カステラの歯に優しくてその甘さ気の安らぐや 春日暮れゆく
11
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へし切
四月から税は上がるが忘れまい議員定数如何するつもり
12
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へし切
夢なくば華やぐ春を楽しまず齢ひばかりが虚しく過ぎる
24
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芳立
もろ里にひかり斉しき春されば花の咲かぬも色とこそ知れ
6
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みなま
うつ向いてふと目があったハナニラのしっかりしなよと笑う星形
26
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紫苑
諍いも交はすことばもなきゆふべ空心菜のはつか湿りぬ
14
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恣翁
君が想ひ 計られざりたる妾しも 風に吹かれて揺るる青柳
31
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朝がお
陽だまりの二人をつなぐ白き糸引き合い寄せて弥生を超える
11
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ほの香
上向きにつぼみの並ぶ枝の陽に視線を上げて愛透かし見る
16
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詠み人知らず
ほのかにも寒さやわらぐ茶の間にてカリカリ梅をかじり茶を飲む
14
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詠み人知らず
大道芸みんな笑えば嬉し気におどけるピエロの哀しい瞳
14
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もなca
ダンボールにびっしり入ったほうれん草 実家のハコベやナズナと共に
20
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桜園
撮りたくて二回梅園訪れて梅の命をカメラにおさめる
14
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詠み人知らず
「綺麗だ」とそれで済ませばいいのだが 名で区分する自然守る派
15
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詠み人知らず
休日に無縁の位置は薄給の 奴隷ちょい上それでもいいや
11
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只野ハル
ジャケットもベストも脱いで吹き抜けた春風を追いかけてみようか
5
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