夢士のお気に入りの歌一覧
横雲
風光り心の花の咲きそむもはやもこずゑにくれて春ゆく
4
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ふきのとう
注文す「花と短歌」の本とどき日々の言葉に花を知りゆく
8
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ふきのとう
白色のブラウスを着る春の日はピンクの紅がほのかに匂う
14
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みやこうまし
今日の雨汚染粒子を含むかな 痛む心で西空見上ぐ
11
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芳立
北国をかくや恋ふらむあす花の咲かむ八洲を去ぬる鵠は
6
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詠み人知らず
亡き母の餃子の焦げ目しのびつつひとり石投ぐしのばずの池
8
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桜園
まるでもう桃源郷のような園最後の梅の盛りをおえる
10
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inosann
同僚の祝砲並みの売り上げに線香花火を引き合いに出す
7
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inosann
薄れ行く喜び悲しみ苦しみも今日の短歌によんでとどめる
19
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紹益
ようやくに 暖かくなり 初つばめ 疾風のごとく 縦横無尽
19
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大埜真巫子.
生きる為あふれる言葉を吐き出して過呼吸発作にならないように
24
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大埜真巫子.
耳鳴りと眩暈の中で横たわり体の声に耳を澄ませる
18
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桜園
梅終わり桜さきそむ春の庭日本の四季は美しからまし
10
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ほの香
五分咲きを慈しむ雨詠むうたを待たず開かむ染井のさくら
16
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南美帆
打ち寄せる波に揺蕩う心地よさ春の浜辺に夢待ち合わせ
16
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みなま
母さんは死ぬかもしれぬと思ったと二十四の子は電話で言えり
7
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紫苑
鏡なす水面にかほを背けつつ群れより離るか側湾の蝶
6
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紫苑
うつせみのひとよを刻む墓碑銘のかするる文字に花ふりやまず
24
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詠み人知らず
春のあさ雪降るかたをながむれば瀑布をなして雪柳咲く
7
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日向猫
いちどきに枝にあふれる桜花いきなりそそぐ雨の洗礼
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