夢士のお気に入りの歌一覧
ほの香
さくら川逢瀬の春は泡夢の浮き世流れて行く先も見ず
15
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紫苑
真夜ふかく静寂の我をつつむとき影の谷間のとほからず見ゆ
11
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紫苑
血のにじむ夕焼けのいろ褪するとき世にひとときの死の満ちをりぬ
9
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紹益
咲き誇る 花を無情に 散らしたる 恨みぞ深し 週末の雨
22
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朝がお
さくら花ツリー眺める二人して明日は咲くやも春色舞台
5
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へし切
標なき道をたどれば迷い中止むもならず帰すもならず
19
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平 美盛
いや楽し波に乗せたるわが歌の流る先はいずこの元や
7
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南美帆
預けおく実家訪い二日ぶり子らのタックル 母は踏ん張る
8
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河のほとり
あぢきなし花咲くとても諸共に見むと契りし君のなければ
6
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詠み人知らず
下らない江戸に下らぬ産物は とどめておけと上方の神
7
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みなま
春に焦がれ冬を耐え来て春来れば心もとない今の心地は
11
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詠み人知らず
春雨におののき蕾むカタクリはか弱き心の乙女のようで
12
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恣翁
輝ける銀河斜めに 友送る思ひや尽きぬ 此の杯のごと
21
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詠み人知らず
言葉などあてにならぬと思いつついんげんの筋ひとつずつ取る
10
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詠み人知らず
春風に髪みだされて立つ妻のスカート丈の膝より短く
9
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大埜真巫子.
二歳の子とはいえ君は人だから本気で付き合う大人と同じ
24
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詠み人知らず
ほろ酔いで窓辺にもたれ眠ってる そんな君から目が離せない
23
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大埜真巫子.
働かず家を守れと言う夫 婦人科外来 ソファーが しずむ
23
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小林道憲
南から北へとのぼる淀川の船と競えり桜前線
16
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みやこうまし
桜咲く鴨の河原の雪やなぎ桜花舞う下白波立てぬ
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