白亜のお気に入りの歌一覧
詩月恵
三日月に姿を変えた太陽をわたしのなかの永遠にする
7
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紫苑
白と黒 マーブル模様のわたくしに今日はどこから刃を入れようか
2
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紫苑
蜻蛉の迷い来たるを手につつみ闇に放てり迫るいのちを
7
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紫苑
巴里祭に出逢い別れしひとありき記憶にねむるシャンパンの泡沫
15
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紫苑
業という名のそのひとは我が肌にくろく輝く蝶をおよがす
7
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紫苑
風に乗る龍笛の音は翠から蒼へとうつり空へと消える
5
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螢子
水無月の月無き夜の道しるべ 蛍袋はほのかに白く
21
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詠み人知らず
逢う宵に羽織る浴衣は漆黒で夕陽で焼けた鼻緒で飾る
17
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たんぽぽすずめ。
楽しみは恋文にする飛行機の羽が貴女で 重くなる時
14
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浅草大将
昨日今日そは飛ぶ鳥の明日からは翼の陰に秘めて空ゆく
5
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浅草大将
与謝の海集く千鳥の音を絶えて新潮薫るその乱れ髪
6
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星野冴子
そっと手を繋いただけで満ちてくる心の波は言葉にできない
16
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たんぽぽすずめ。
いつの日もあなたをおもふ笹舟で水面に文を描いてゆけたら
18
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羽
空を飛ぶ城に思いを馳せながら天空率を示す建築士
11
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文月郁葉
温もりに初めて触れるお互いにすこしおびえてひどくたかぶる
7
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浅草大将
外つ国の言の色葉を教へ鳥うたの翼に天翔りゆく
8
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紫苑
人として生きよと願うその意思の左右を糾す無意味な平和
15
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田中ましろ
生き方のルールブックを占拠する「普通」のページを破って捨てろ
20
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紫苑
澄める青は栄光の名にふさはしくめぐみの露をやどすあさがほ
14
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紫苑
君がもしいくさに往かば我は哭く 大義背負いて赴くとても
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