コタローのお気に入りの歌一覧
芳立
灼かれてぞおのが盛りをいまと知る日よりも明かきひまはりの花
9
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うすべに
祇園町 誰かを想う恋心 熱い夜呼ぶ燃える西空
8
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へし切
駒を指す負けず嫌いの血が滾る吾が心根の老い知らずかな
12
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灰色猫
真夏日の幻みたいゆらめいた君は届かぬ逃げ水でした
24
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灰色猫
もののけの木霊のように小雀は神住む森で夏をさえずり
19
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詠み人知らず
ウイスキーボトルに華やぐ水中花祕めたる愛の水の精めく
11
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舞
ぬばたまに香のみの君を求めてはあこがれ出でるひとや不知火
3
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つちだゆういち
君からの一時帰国を知るメール見える夏にときめく予感
12
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つちだゆういち
齢の差を恥じらふ君に例えたる源氏の奇譚六条の美女
9
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つちだゆういち
うら若き君との戯れ懐かしい少年時代描きし夢を
12
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つちだゆういち
再会を誓わぬままに君はまた笑顔残して機上の人に
12
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舞
通学の明日と名付けし夢を持つ者らに混じり夢終えし身も
5
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舞
迷いつつ明日を探して気が付けば吾れに残さる今日と昨日と
9
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舞
白雲の果てなき空の高みから望む大地に夏の陽の降る
7
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舞
風鈴の音は幽すかに揺蕩いのけだるき夏のまどろみの中
8
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滝川昌之
五日目で覚えた頃にはもう終わる蝉におよばぬラジオ体操
17
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松本直哉
なつかしきなつのひぐれのマドリガルをどるをとめのくるぶししろく
5
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松本直哉
たのまずよ夏のなぎさの砂に書く人のこころの波に消ぬべく
7
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松本直哉
アンダンテ・ソステヌートできかせてよこの世をのがれるための呪文を
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松本直哉
たましひの飢ゑかわくゆゑぬばたまのクロイツェルソナタくりかへし聴く
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