夢士のお気に入りの歌一覧
紫苑
翻る人魚の尾ありさざなみの乱るるゆふべものをこそおもへ
3
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デラモルテ
夜雨降り色薄まりし櫻花朝の光りにはらはらと舞ふ
7
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あまおう
近づいて きみの手前で 急カーブ 曲がれそうだが ドキドキしてる
20
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あまおう
アクセルを 弛めてみても 加速する 坂道だもの 恋なんてのは
26
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あまおう
あしもとのよぎる桜花を気にかけて歩み止めてはきみの背を見る
25
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inosann
久能路の色濃くなりぬ黄の帯が左右に分ける花群れ続く
19
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紹益
濃い紅に 花咲きたれど 山桜 見る人もなく 散るぞ悲しき
11
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片井俊二
見上げれば薄紅色のハナミズキ春風そよぎふと口ずさむ
6
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デラモルテ
望月の見えぬ闇夜に雨降りて散りし櫻の香ぞ匂ふらむ
11
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ふきのとう
連休に遊びに行くとメールきて暦をめくり赤丸つける
10
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みやこうまし
認知妻ゴルフ番組好むよう 子犬のようにポールを目追う
15
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紫苑
たまさかの逢瀬おえたる肩口に気づかれぬまま刻印ひとつ
10
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紫苑
寒風にあらがうて飛ぶはやぶさを仰ぎぬ雇はれびとなる我は
9
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詠み人知らず
子を抱き 末は博士か大臣か 百日經ては ただただ元氣で
15
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ふきのとう
あぜ道をピンクで埋める芝桜農婦は傍らで疲れ癒さん
12
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へし切
愚かなる制御のできぬ原発をおごれるものは恐れを知らず
15
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詠み人知らず
春だから花に競いて花柄のブラウスえらびご満悦なり
14
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恣翁
緑蔭を作る尖りし葉に 透くる陽こそ 湖底に沈みたんめれ
36
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紫草
フロントのガラスに映る葉桜のさやさや揺れて翳り集むる
15
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詠み人知らず
はなびらのすがたかたちはとどめつつ落ち椿という絢爛たる死
9
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