滝川昌之のお気に入りの歌一覧
横井 信
北風にいら立つ僕のふらついてそっと掴んだ冷たい手すり
13
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ハジメ
変えられないもの受け入れる静けさと変えられるもの変える勇気
7
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睡密堂
生きるってみっともないでいっぱいで涙も綺麗には流れない
10
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トウジさん
賃上げを連発しても焼け石に太刀打ちできぬ雀の涙
8
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音蔵 雅秀
冷え込みの 日を追うごとに強まりて 晩秋過ぎて 早や冬入るや
4
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音蔵 雅秀
薪割り中 泣かされ帰る吾に父 鉈をよこして 再度挑めと
4
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継海
四台のショベルカーまだ空に吠え店舗跡地に夜空が覆ふ
5
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び わ
字が下手で五十の手習いあやかって八十五才文字の練習
7
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茂作
遠く來てむかし語らふ從弟に 幼きころの仕草殘れり
14
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詠み人知らず
髪を空く 背中払う手 見つめたは 花と揺れる美 加護の鳥にて
3
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詠み人知らず
三つ指に 力無くして 五つ指 手の平床に 尽きる胸の音
4
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聴雨
神を生み草花の種を運ぶといふ糞にしかない聖職がある
7
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詠み人知らず
甘えっ子 世に憚るに 遅く無し 構え姿に 勇姿の炎
3
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詠み人知らず
熱併す 湯舟浮かぶ瀬 流す声 茹でる心に 衣這わせて
4
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詠み人知らず
和歌を詠む 聞き手歌い手 肩寄せて 褒める言葉は 親身に温い
5
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横井 信
霜月の冷え込む朝の空気にはきらりとひかる僕のため息
8
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杜鵑草
楽しみは首相答弁重箱の隅をつついてほくそえむとき
5
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睡密堂
既読ならまだ安心か今君の住んでる街が揺れたのだけど
6
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痴光山
病院で車椅子の夫へつい小言 憂き老夫婦に周り目を伏す
9
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だいのじ
雑踏の奏でる音はそのままでノンフィクションのうたを生み出す
5
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