光源氏のお気に入りの歌一覧
雪柊
四年前 六花眺めた嬰児は真赤な頬で雪と戯れ
13
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雪柊
嫁ぐ日を想いて飾る手は止まり女雛に重ねる吾子の面影
23
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林林
「十年間育ててくれてありがとう」親の手を解き子は未来へと
26
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詠み人知らず
一重のみ白のいろのみつける梅のすがたけわしく薫りゆたけく
22
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詠み人知らず
聞こえるの意識を広げる手に触れるぜんぶの場所からいのちの歌が
28
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滝川昌之
黄緑の若芽の合掌 アジサイは春の向こうの雨を夢見る
27
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幸子
宇宙から見れば塵のやうなる我は塵の宇宙に耳を傾く
9
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只野ハル
春雨の止み間に鶯試し鳴き庭にまばらの散り初めの梅
10
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煩悩
いつまでも散ることはない向日葵を往復葉書に描く秋の午後
24
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煩悩
青白く一夜かぎりのうみほたる銀河のような星々の群れ
7
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石川順一
アララギの五味保義の短歌かな梅雨の季節に写して居たり
12
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藤久崇
衣だに 裂くる寒風 身に受けて いかに耐うらむ 赤き春告
16
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行中納言中将知師
白雪の溶けなむ郷の百年の 常松はなほ我を待つかな
5
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桜園
キッチンのリフォームしたくてくじひけば見事にあたりしシステムキッチン
10
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桜園
久しぶりに詠んだ歌が賞をとり歌をまた詠みたくなりし冬の陽だまり
12
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行中納言中将知師
北国の雪のとけぬる春日和 花の咲く前こぶし散るころ
5
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灰色猫
積もりゆく優しい雪に埋もれゆく眠るわたしに春はいらない
28
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芳立
家々を浪さらひゆくうつし世にたふれぬ松のすがたをぞ問ふ
8
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月虹
駅の端に菜の花色の夢ひらきをさな手をふる我の車窓へ
33
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恣翁
降るほどの銀杏黄葉に ぽつねんと 取り残さるがに 地蔵の御座す
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