まるたまるのお気に入りの歌一覧
悠々
花巻の里にねむれるうたびとよいまこそ歩め瓦礫の村を
21
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紫苑
秋蝉の高き葉ずれに立ち添ふる上野の杜をそぞろ歩きぬ
10
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紫苑
六足に踏み伏せらるる水牛の張りたる尻はおみなのごとく
10
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ケンイチ
さだまらぬこころを連れて夕光の染む空高く秋わたる風
17
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たんぽぽすずめ。
歯磨きを終えたあなたのくちびるはミントの薫る蕾の如し
15
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七色コイン
もう一度その手を握り確かめる あなたの心あたたかいこと
15
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ほたる
十五夜を過ぎれば月も奔放に気ままな夜を楽しむのかも
10
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たんぽぽすずめ。
日々変わる月を照らして寄せ返す波が素直になれとさざめく
20
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falcon
名月を柳に隠しかよひくる風も香りぬおしろいの花
17
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悠々
漁り火の絶ゆればかなし海螢ゐのち仄かに波間かがよふ
20
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ケンイチ
真新し辺地の宿に空言の如きひかりの冴ゆる三五夜
14
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芳立
望月のひとつあまねく照る夜にうたの千種の露ひかりつつ
15
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芳立
酔ひ痴れて君はだれかに添へばいいぼくが独りで見る月だから
17
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悠々
泥の河こぎゆく舟の櫓は重く 水面にかすむ白蓮の花
19
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紫苑
おみなへし盛りの色に身をやつす揚羽の黄は花に吸はるる
12
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ケンイチ
はつ秋の束のあひだのまろき日に出で来ば湖のなほ深きあを
16
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三沢左右
涼し夜の長きに一つ混じらはで 暑くはないか 十日目の月
14
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芳立
月かげのいたらぬ夜もまほろばの杜にねむるや箸墓の姫
10
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たんぽぽすずめ。
風狂の人も名知らぬ雑草に花を咲かせば いと佇みん
6
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三沢左右
淡青き水面に沈み行きゆきて深き夜やみに月ぞ溺るる
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