銀ねずのお気に入りの歌一覧
須藤以心
口悪きマネキン 首を外されども 裸で泳いだらいいじゃない
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螢子
窓を開け朝の空気を吸い込めば五月の風に台風がいる
3
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なや
ねぇ消して、あたしのこと消して(電気消して、の要領で)
2
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葵の助
大の字で綿あめみたいな空間と時間を受け取るふわふわの暇
2
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詠み人知らず
また会おう何処かじゃなくて此処がいい変わっちまってもそのままでもいい
4
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詠み人知らず
通ぶって野暮より野暮の通よりも野暮ぶる方が通ではないか
2
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原 沙良葉
アスファルト真ん中の染みに空見上げ 誰かがここで泣いてたのかな
3
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原 沙良葉
ごうごうと過ぎ行く音をアスファルトに耳つけて聞く 君はまだかな
2
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原 沙良葉
有益な命の使い方をしたい アスファルト教えてくれますか?
2
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京
数メートル先を歩く動物と目が合う このまちは静かですね
1
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晴流奏
我儘を言っては僕を困らせて猫缶に目を輝かす君
5
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京
夏の中央分離帯のまんなかで落としましたよ、と銀のひかり
4
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葵の助
お願いよパジャマじゃお出かけできないのだから脱いでよそのアンパンマン
3
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葵の助
「あのね」って、話を聞いてほしい夜 星にじゃねーよ夫よ聞けよ
2
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赤橙黄緑
夏空にV字に並ぶヘリコプター。見上げる私に吹いてきた風
3
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晴流奏
カエルのまま会いに来ましたキスをして元の姿に戻して欲しい
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原 沙良葉
温室で抱き合う僕ら 耳つけて肋骨にひびく嵐を聞いた
4
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原 沙良葉
煮えくり返ったので冷やしています このはらわたは食べないで 母
1
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葵の助
声さえも知らない四十代単身赴任らしき隣人が去る
2
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紫苑
雨上がり眠れる花はいつせいに空の蒼きをよみてひらけり
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