ぜんまい時計のお気に入りの歌一覧
へし切
春暮れて樹々は若葉に青々と清々しきかな初夏のころ
11
もっと見る
舞
乙女子のうつむく姿おくれ毛の男の子惑わすま白きうなじ
5
もっと見る
茂作
山吹のましろき芯をぽんと拔き 友と遊んだふる里の川
15
もっと見る
恣翁
しめやかに 春を潤す花の雨 夜目を掠めて ひそかに降れり
15
もっと見る
杜鵑草
定めとて送り送られ別れつつ春は心ぞもの憂かりける
19
もっと見る
KEN
春惜しむ歌の栞にと ひとひらのさくら舞ひ散り貫之に添ふ
11
もっと見る
うすべに
過ぎ去った時をとどめる古家の かたづけ止める思い出ばなし
12
もっと見る
滝川昌之
機長から目的地晴れのアナウンス ベルト着用サインが消える
13
もっと見る
美生子
お酒には酔えずに呷るコカ・コーラ貧しき頃の恋の味して
14
もっと見る
痴光山
たんぽぽの乳をふふみて吐き出しぬ 春の苦味を知りしあの頃
2
もっと見る
ななかまど
千年の歳月という感傷を抱いて咲きたる滝桜かな
18
もっと見る
うすべに
山藤のかすみのかげの新緑の 色もあらたにふるさとの山
12
もっと見る
へし切
さくら散り春は暮れゆく山吹の花こそ花のなかににほへれ
19
もっと見る
舞
日々の旅 歩めばいつか 傍らに おみなのありて 支えささえつ
5
もっと見る
茂作
さびしきやあるじ戻らぬかどの家の 庭にひともと山ぶきの花
14
もっと見る
さいおん
吾背子与 二人之漕者 幾許可 今日川路者 弥毛清毛
15
もっと見る
さいおん
吾漕者 木津之川路 八重桜 二人之見者 幾許嬉毛
14
もっと見る
杜鵑草
なにとなくものめかしくも見ゆるかな高校入学しつる男子は
11
もっと見る
滝川昌之
初夏行きの列車に若干空席が残っていますお急ぎください
16
もっと見る
痴光山
しをらしく見下ろせる和のさくら花 蒼穹向き望郷する はなみづき
2
もっと見る
[1]
<<
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
>>
[244]