つゆふみのお気に入りの歌一覧
まぽりん
白無垢のまばゆき女に傾げたる紅き蛇の目に日照雨きらめく
21
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滝川昌之
近すぎて気づけぬものが見えた日は大事な人に感謝できる日
19
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滝川昌之
ジュピターの猛アタックに火照る頬 雲に入りたいローズムーンよ
17
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滝川昌之
春先の青く拙い鶯を過ぎて切なく効く(聴く)ビブラート
15
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滝川昌之
終電で懺悔のごとく吊り革を両手で握り枝垂れる戦士
16
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可不可
父といふ人は今どんな国の土の上にか土の下にか
6
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可不可
いつもニコニコ似合ふ後輩よ 私までハイ、チーズやめてくれ
5
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行宮偏(仮之名)
行き給え 諫めれど御子 聞きはせじ シャマシュの加護の途切れぬことを
6
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つちだゆういち
日本発ち海の向こうで暮らす君うたのわ通じ四季を伝えん
11
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つちだゆういち
失恋で狩りに目覚めて皆中を遂げし我こそ手負いの獣
9
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つちだゆういち
あの時の真の思い伝えたく君を想いて和歌を詠みたる
12
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横井 信
路地裏にひっそり咲いた紫陽花は風を見つめてじっと濡れてる
16
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横井 信
目覚めれば雨の香りの残る朝さっぱり切った髪に吹く風
15
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横井 信
ゆっくりと駅まで歩く道のりはメダカの泳ぐ田んぼがひかる
11
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滝川昌之
殻とれずウリ坊みたいな向日葵の双葉に癒える夏浅き朝
17
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滝川昌之
風が告ぐ雨季の近さはYシャツの張り付く腕の汗に紛れる
15
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滝川昌之
存在を消せる資質が大切と司書はいつでも小声で話す
20
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滝川昌之
梅雨間近 水田の映す雲厚し ホワイトリンクにあめんぼスーイ
14
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KEN
水無月に 殘る根雪に ほのぼのと 白きほむらは まだ燃ゆるらむ
13
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KEN
深緑 搾る風吹く 山陰に ひとつふたつと 夕菅の花
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