詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
煩悩
床に伏し病のままで待っていろ今からディオを倒しに向かう
8
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糀
お料理を習うはいいが恥ずかしくいつか振る舞うつもりでひとり
6
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千映
釈然としない出来事いつまでも追っているほど余裕なき日々
11
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恣翁
蒼茫と暮れむずる夏の山路にし 白く咲きたる木天蓼の花
16
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更紗
降り続く雨こそ似合う花もあり 辛い日々にも楽しみはある
9
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舞
片恋すポニーテールの女のこ誰か為にか髪をおろせる
8
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蔓葵
身に知らぬなみだや夢にかよふらむ枕にあまるさみだれの跡
22
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び わ
ゆらりゆらあちらにこちらゆれつつも夫婦街道ささえつあゆむ
7
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聴雨
中天の朧の月のぬくもりも鳥々の音もまた祈りのやうに
8
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秋日好
咲きたいと開く花ばな 愛でたいと希うひとびと あいまに庭風
22
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芳立
思ひ出の鍵は朽ちつつ青草の香の立ちこめる廃屋の庭
6
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萱斎院
ふる里のにほひける花ゆかしきに けふいにしへに結びつるかな
19
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KEN
疲れはて燈りに集ふ羽蟲を眺むいくら飮めども素面の闇夜
8
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詠み人知らず
噛み割って錠剤をのむ治らない頭とこころを寝かし付けるため
7
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へし切
世の中にキレる孤老が増えている あぶない あぶない 吾が身を思ふ
18
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糀
髪伸ばしスカート買ってネイルしてそれと勇気はまた別の話
8
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洩矢転石
風の中 きみの言葉は届かない何も言っていなかったのかも
3
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洩矢転石
影ばかり見ながら歩いてきたぼくの靴の踵の妙な減り方
7
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横井 信
水無月 始まり告げてだんだんの丘の向こうに立ち上がる雲
13
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千映
友情という花ことば山法師四枚花弁が四人に見える
14
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