詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
煩悩
名前のわからない雑草がブランコを覆う子供は元気だ
6
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もみじ☆彡
知らずやな 吾子の糧へとなる宿命 あわれ益荒男 秋のかまきり
16
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ななかまど
秋の空天使の羽根のように雲力を抜いて生きるが良いと
6
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大獏
理不尽を呑み干す時間は持つてゐる 強い火酒は喉であぢはへ
8
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灰色猫
指先で星座をひとつ描いたのあらゆる夜を導くために
20
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灰色猫
茄子だけを愛してやまぬ鈴虫を愛してやまぬ秋の夜の君
18
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灰色猫
助けてと誰かの声が泣いている募金箱から聞こえてくるんだ
18
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灰色猫
生きるため多少の罪を犯しては人間らしくなってゆくのさ
22
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KEN
夜を越して 迷ふしのぶ路 霧のおく においほのかに 林檎のほむら
11
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KEN
ぬばたまの 夜半を震はす 雁の聲 何を頼りに 何處へ向かふ
14
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詠み人知らず
人を捨てず 万に心を砕いては 手をさしのべる雛よやすかれ
15
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コタロー
奈良公園鹿せんべいを與へたら鹿に一氣に取り圍まれる
7
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石川順一
ムクドリとヒヨドリ区別できなくてやかましく鳴く君らは寺へ
14
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石川順一
デジカメの記憶装置は厄介で接続不良や誤メッセージが
8
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石川順一
注文のライトマゼンタ届きけり口の悩みを訴える母
13
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横井 信
立ち止まる僕を見下ろす柔らかな雲に滲んだ上弦の月
18
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へし切
秋暮れて萩の下葉も色かはる独りある身の侘しかりけり
23
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夢士
来る春を待つこともなく吾は逝く 切り倒されて木っ端となりぬ
18
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煩悩
歳とればとるほど顔幅が広がっていく謎の現象
6
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滝川昌之
あの夏の熱いブラスの球場のネットを紅く蔦が癒せば
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