ともゆきのお気に入りの歌一覧
野々花
摘みたての四つ葉挟んだ文庫本祈りのように両手で閉じる
27
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安井シンゴ
灰色と白雲まだらに夏至の空地上はいまだ夏に至らず
9
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関山里桜
この肩に凭るる君を起こさじと揺るる列車に背筋伸ばせり
9
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関山里桜
恋人のわれに似合ふと言ふ花の名をいただきて今日も歌はん
8
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河のほとり
見渡せば八重立つ雲に山々の頂き消えて五月雨るる頃
16
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河のほとり
見し人をたづねゆくべきあとたえておもかげ眠るなつくさのそこ
17
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さへき さうじん
起床まで一刻ほどといふときに 不意に慾しくなり酒を呷れり
8
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び わ
雨が降る畑のキュウリ青々とご近所様に涼しきみやげ
8
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詠み人知らず
事故だけど 他人に触れた唇に「消毒な」って ふさいでくる君
12
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詠み人知らず
お互いに 言葉に出さず過ごせども ストレス貯まりて無口なりけり
17
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詠み人知らず
やらかした! 笑ってください そのときは 哀れまれるのが一番辛い
15
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詠み人知らず
天分か いじられキャラのその人は 何やらかすも憎めぬ不思議
17
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詠み人知らず
明けやらぬものなら いっそ夜もすがら 月影浴びつつ ただ歌ひたし
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紙降臨
紺碧の空を見るたび思ひ出す幼き頃の戀しき思ひ出
8
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詠み人知らず
寢苦しき初夏の月夜に窓開けて 耳觸れてくる蛙の聲聽く
9
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只野ハル
ビニール傘の雨粒見れば思う君の涙を拭えなかったと
15
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ななかまど
せせらぎにカジカガエルの鳴きおれば時は帰りぬ故郷の家
8
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石川順一
具だくさんホットな冷麦夕餉かな味が薄くて精進料理
11
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鴎
絶え絶えに命を懸けて恋うれども相手にとっちゃただの迷惑
7
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kingface
山車曳かれ花火夜店に人群れし我が故郷や今はなかりし
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