藤久崇のお気に入りの歌一覧
灰色猫
赤い糸辿ってゆけば校庭にあなたが植えた可愛い桜
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青き銀椀
切り花のアネモネ母に贈りしを次の日にはも咲き切りしよと
12
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えんとつcafé
もう発射オーケーだよと公園で子供の息をまってる綿毛
11
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ななかまど
あかあかと咲きたる椿いさぎよくすがし姿にその身を降らす
11
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西村 由佳里
吹く風は春の香りと手をつなぎあなたの街へわたしの街へ
10
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青き銀椀
花水木今日の蕾の色付きて弾け始むるところありけり
11
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青き銀椀
花びらのみな咲き上がる木蓮の空を目指してまつすぐな幹
13
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青き銀椀
早朝の町も霞めば透き通る鶯の鳴き声沁みゆきつ
15
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えんとつcafé
種をまくひとも種まく手を止めてただ見とれてる夕暮れのそら
7
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萱斎院
花咲けどつねならば訪ふ人たえて 春のしぐれの色ぞかなしき
9
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蔓葵
青柳にみだれて匂ふ糸桜鄙こそ春の錦なりけれ
13
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夏深
枯れ葉舞う銀杏並木はあまりにも物語めいて愁う夕暮れ
12
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夏深
しくじりも笑い飛ばせり生ビール一杯の為せる業と知りつつ
11
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夏深
満開に雪降り止まず悲しみを帯びていたこの春を忘れじ
15
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夏深
夜桜を見むと待てり橋のたもとカランコロンと聞こゆ下駄の音
9
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普徳亭大崇
降る雪か 散るる桜か 玉桙の 道にぞ白き 毛氈を敷く
8
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灰色猫
手折ってはいけないさくら手折ってはいけないさくら君のようです
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夢士
真っ白な手帳のページ括りつつ何時まで続くや在宅勤務
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千葉 甫
一本の路傍の桜満開の今日は朝から音の無い雨
10
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荒野のペンギン
歓声が 久しく途絶えた グラウンドに 桜の花びら 静かに舞い散る
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