詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
思ひ侘び袖のしぐれも堰あへぬ世にふる河の憂き瀬になくも
26
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石川順一
飲み放題カルピスコーヒーウーロン茶小雨降る中カキフライ食べに
7
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石川順一
木曽川の鬼が島には木ばかりが鉄橋通る電車が過ぎる
16
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日置鳩子
打てや打て夜雨に手拍子打つならば冬の心ののどけからまし
15
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横井 信
歩く時 浮かぶ言葉が 面白い 心を巡る 果てしなき旅
21
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日置鳩子
為朝の射ち落としたと指させば溟海にたぎるジュラルミンの月
12
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日置鳩子
廃校のタイヤの跳び箱吹き抜けて風よ歓声を掴まえにいけ
21
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近江の人
再検査明日の不安とバイオリン涙出そうな瞑想曲
6
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滝川昌之
塩梅は冬日まかせの軒下に大根と柿は仲良く干され
30
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秋日好
意味とれば 後に色帯び 散りてこそ 図絵なれスタア 流れ去らずと
8
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コタロー
川岸に龜が集まり甲羅干す日向ぼつこを樂しむやうに
11
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コタロー
朝日射す青空向かひ進みゆく眞白きページ新たにめくる
7
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コタロー
川の中稚魚が群れなし泳ぎゆく明日を夢見て流れに向かふ
15
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みなま
灰色の空キミの上に暖かくつづいてること抱いてあるく
7
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みなま
別人としてみつめいる子のことば美味い梨でも送ってやろう
8
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詠み人知らず
また何時か こぼるる言葉手のひらをすり抜けてゆき月はおぼろなり
24
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秋日好
町ごとにクリスマス市開かれて第一弾はさいふも固く
16
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恣翁
我が背子は萎りて見えねば 奥の医師に非とこそ告られ 顔 暈も無し
14
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inosann
生来の甘え上手が不機嫌な妻に猫なで声で許し請う
17
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舞
恋という名も知らぬ頃憧れし紅さえひかぬ黒髪の君
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