ほたるのお気に入りの歌一覧
まるたまる
声聞けば元気になるよと君が言う消えかかる火が明るく灯る
7
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まるたまる
空洞の瞳はどこに置いてきた哀しいアムロ夜店のお面
8
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紫苑
言の葉の意味を知らざる我なれば黙すことこそいと容易けれ
12
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まるたまる
一人だけ考え事が気に入らぬ一人で生きよと夫の怒り
9
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紫苑
雨だれに薔薇は深紅の砂糖漬けショパンを愛づる君が窓辺の
21
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浅草大将
ひとときを夏のはしりの雨ゆけど軒のやどりに我は急がじ
22
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三沢左右
触れわたる肌の熱きにもの思ふ 有情の芯に火を点さばや
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まるたまる
年頃の吾子の気持ちは解ってる花は無くとも擦り寄せる鼻
12
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聴雨
はつ夏の白ぎぬ纏ひおほらかに天空わたる月ぞ涼しき
10
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リンダ
砂の上ぞろぞろ歩く蟻のようちっぽけだけど大切な人
11
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三沢左右
大海を漕ぎ損なった笹船のように沈んで行くエレベーター
11
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三沢左右
逃げ失せし猫を見つくる方法のありや死角の多き町並み
5
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浅草大将
愚痴ばかりたらたらちねの母の日はせめてきくでも捧げたいけど・・・
16
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只野ハル
君のいないこの世界僕がいるこの世界同じひとつの世界
4
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はな
ほんとでもうそでもいいの昨日見た夢の続きをきかせてほしい
8
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まるたまる
藍染めは着られ洗われその色をなお鮮やかに己色にする
8
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山本克夫
向日葵になりそこねては幾度なく向日葵ばかりの本を手に取る
6
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翠玉
あてどなく訪ねくる人待ちわびて独り寝さびし ぬばたまの夜
5
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浅草大将
過ぎし春に残る思ひをたち花の香こそは匂へけふ夏は来ぬ
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逢
「さよなら」とえんぴつで書く こすったらかすれてしまう悲しみがいい
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