竹本未來のお気に入りの歌一覧
佐々一竹
すずかけの木々は静かに眺めたり去りゆく夏を惜しむ子たちを
11
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山本克夫
夕立ちのこの激しさは立ち尽くすわたしに似合いの激しさだろう
5
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山本克夫
リアルなのか判らない屋上でひとりパチンって携帯を閉じる
4
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山本克夫
一度ぐらいやらせてみれば判るでしょう。そう、あの時は日本新党
6
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詩月恵
ひらがなでめぐみと呼ばれなかったらこんなに君を想わなかったと
12
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詩月恵
悲しみや不安の種をとりのぞき見ていてくれる ただありがとう
6
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由良
車窓より流れる緑がまぶしくて心の濁り すいっと吹き飛ぶ
7
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由良
漆黒の宇宙に切り込む銀色のナイフのごとく光る三日月
4
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村木美月
最高の恋であるよりこの恋が 最後の恋でありますように
46
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赤橙黄緑
たくさんの小人が体内に居るのでわたしのからだは動いている
4
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キヨム
なんとなしに老いて死ぬことを語ったらしまいに君は泣いてしまった
4
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浅草大将
目覚めずば夢なりしとはしら河の言の葉繁きうたたねの森
10
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浅草大将
我が血をばインクに変えて文を書け剣より強きペン執る者よ
14
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只野ハル
記憶と思い出のはざま君の事どちらに残す消せないのなら
6
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只野ハル
拍手あり消すに消せぬとそのままに誤りのある歌を残して
24
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たんぽぽすずめ。
百年を濾過に費やす水飲めば岩と樹木と 稜線 染むる
11
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紫苑
傾ぎゆく吾をいかにせむ従容と生き尽くし逝くものの羨しき
6
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あまいりょう
夢不足ぎみな真夜中なみだ目で現を喰らうバクはさみしい
6
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キタハラ
これがもし愛だったら、と仮定してそれでも線香花火は落ちる
10
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キタハラ
指先のひかりがこぼれおちてゆきぼくは残らず声を失う
6
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