新座の迷い人のお気に入りの歌一覧
KEN
風に舞ふ うたかたの白 春の雪 ふふむ櫻に 傳ふ散り際
12
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滝川昌之
振り子打法 努力は他者との比にあらず 量りは自分の中にあるもの
19
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横井 信
過ぎてゆくいち日をただ歌にして見送っていく暁の月
13
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横井 信
旧式の揺れる列車は春雨の分水嶺を静かに越える
16
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KEN
咲き急ぐ 花の蕾を 諭す如 冷たき月の 光降るかも
20
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藤久崇
君が樹の 我に舞い降る 言の葉は 一枚とても あせぬとぞ知る
23
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KEN
月滲み 翳る辛夷を 哀しませ 雨混じる風 ゐたづらに吹き
14
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灰色猫
暗闇を恐れぬように歌ったね星降りそそぐ冬の丘まで
13
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灰色猫
たくさんの願い華やぐ千羽鶴きみの一羽を探しているの
17
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灰色猫
終わりだと宣告されても闘うのあたしの病はあたしのものよ
16
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へし切
海棠はまだ咲き初めの 実のごときつぼみは 風に戯れており
22
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夢士
日の丸の小旗なびかせバスの往く春の彼岸の静かなる午後
16
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夢士
春分の満月おぼろ東に温し風受け桜花咲く
12
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横井 信
目に映える青葉でさえも満月を待ちわびていた朝に降る雨
14
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滝川昌之
標本木 テレビカメラを数えおり 五、六台にて開花しましょう
21
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へし切
春の夜は花のかすみに先立てて曇りも果てぬおぼろ月かな
23
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藤久崇
絶ゆるとも さめぬ夢らし 思い出は 閨だに霞む 春の夜半かな
17
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林林
雪柳泣いてるやうな笑むやうな白き涙をはらはらと、春
30
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行宮偏(仮之名)
寂とした空間をただ一心に先へ先へと 残雪の原
21
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灰色猫
まだ君に僕の居場所はあるのかな幼い恋の遊戯だったね
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